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2008-07-03 Thu 00:51
鯛を釣る
そう言われても我々親子には困る。 いったいどうすればいい? 何から何まで全て分からない。 エサは今朝買ったやつだろうとだいたい想像が付く。 しかしコマセは? 仕掛けは? 釣り方は? 誰かに聞こうにも我々親子と友達の嫁さん以外は全て船の右側に集中しており、聞くことが出来ない。 しかしそのためだけに乗り込んだと思われる釣具屋の人が、冷凍されていたエサのオキアミを片手に現れ、仕掛けからエサの付け方、コマセの使い方、船用のリールの使い方から棚まで全て教えてくれた。 なるほど、海底ではいかにコマセをばらまくかが極めて重要な釣りのファクターとなるらしい。 鯛に限らず釣りはこのコマセが非常に威力を発揮するのだとか。 周りを見ると沢山の船がいる。明らかにここは連れるポイントらしい。 しかしそれでもおいそれと鯛は釣れるものではないらしい。 仕掛けも8mと異常に長く、エサが付いているか確認するため巻き上げるたびに祭っている。 こんなに長い仕掛けていいのか? 当たりがきても合わせることも出来ないんじゃないか? その心配は危惧に終わり、結局小1時間その場で頑張ったが、我々の船には遂に当たりの一つも来なかった。 後で聞いた話だが、その日上がった鯛は8匹だったらしい。 あれだけ沢山船と釣り人がいたことを考えると、やはり鯛の手ごわさは容易に想像がつく。 釣れないと分かったら船長の判断は早く、さっと猟場を移動して、次のターゲットはアジとサバだ。 厄介な8mの仕掛けともおさらばで、やっと普通の仕掛けで釣りができる。 アジ、サバ用の仕掛けを取り出したが、よく見ると先ほどもまでの仕掛けが残っている。 当然だが仕掛けを取り替えるのは我々の仕事だ。 次に船釣りに来るのはいつのことやら想像もできないので、いっそ捨ててしまおうかと思ったが、周りの皆は丁寧にあのばか長い仕掛けを巻き取ってしまっているので、仕方なしに私も従った。まあ当然といえば当然だが。 しかし他の人は自分の仕掛けだけたためばいいが、私の場合はもれなく2倍になるのが辛いところだ。 私の血を引いて、極めつけ不器用な息子ちゃんに針のついた長い糸など扱えるわけもないので。 やっと仕掛けを取替え、私は後でいいので、息子ちゃんに先に釣らせることにした。 とりあえずエサを付けてあげた。 付け焼刃で仕込んだエサのつけ方を息子に見せ、次からはちゃんと一人でつけるんだぞ、と少し偉そうな私。 仕掛けを海に投げ込み海底まで一気に落とす。 そこから5m巻き上げたところが棚らしい。 船釣り用リールには、ちゃんと海底メモというボタンがあり、底に着いたら0mにリセットし、巻き上げただけ数字が増えていくという便利機能がついている。 まあこれが無ければ棚など素早く決められるものでもないが。 そんなこんなで息子ちゃんの分のセッティング完了。 さあ釣れるか? 以下次号へ |
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